この試みが実現したら、かなり面白いことになりそうですよ。
ディスプレイ投影スタイルでタップやフリックといったスマートフォンの直感操作まで可能にしてしまおうというプロジェクト、スマートリストバンドの『Cicret』のコンセプトがかなり素敵。
リストバンドが腕にスマホ画面を投影
スマートウォッチなど、スマートフォンとの連携性の高いスマートデバイスがどんどん世に誕生してきていますが、個人的にはどうもいまいちどれもピンとくるものがないため、現状では少し離れた位置からなんとなくその行末を傍観しているという立場に留まっています。
Googleグラスにしても、最初こそトキメキを感じたものの、日本での発売がいつになるのか未だ不明なため、どんどん最初の熱が冷めつつあるといった具合。
『Cicret』はこれまでのものとはちょっとスタイルが違うというか、そこがなんだかいいなと思ったわけであります。
これはあくまでコンセプト動画で実際に完成されているわけではないようです。コンセプトといえどこれが実現したら…と思うと、けっこう夢がある気がする。
『Cicret』が実現するとどうなる?
では実際に『Cicret』が現実のものとなると、僕らはどう使えばいいのか、改めて見てみましょう。
防水だとか非防水だとか、そんなこと気にする必要がなくなる
おそらくこれが最も便利さを実感できるであろうポイントになりそうですね。もはやスマホが防水対応かどうかなんて気にする必要が全くなくなるという点。スマホを放置していても、腕が仮想ディスプレイになっちゃうもんだから濡れてようが何しようが一切気にせずに使うことができるようになっちゃいます。
スマホをバッグの中に入れっぱなしでもよくなっちゃう
移動中にバッグやポケットなどにスマートフォンを入れておいても、わざわざ取り出すことなくウェブ検索、情報の確認なんかもできるようになりそう。これがスマートウォッチなら、ここまで大きく表示させることは難しそうだし、盗撮を疑われるというリスクもほとんどなくなってくれそうな感じですね。
スピーカーフォンでスマホに触らず通話ができる
これはそこまで魅力的とは言えないまでも、例えば充電中なりでスマホが手元にない場合でも、スピーカーフォンに切り替えればそのまま通話だってできるようになっちゃう。まぁ、やっぱりスピーカーフォンの使いどころは限られそうな感じがしますけど。
これは夢ではなく、ぜひとも実現してもらいたい
先に述べた通り、これはあくまでまだコンセプトな段階です。開発元は『Circret』を現実のものとすべくクラウドファンディングではなく寄付という形で資金を募っているようです。ぜひとも資金の目標額を調達してこのままの形で製品化に向けて頑張ってもらいたいものですね。
Source:Android Community
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