シロクモとも連動している…だと…?
知られざる自分をワードクラウドで表現してくれるシロクモ以下3サービスと連動している『カメリオ』もなんだかけっこう使えそうなサービスです。生成されたワードクラウドの中の1つから、関連すると思われる記事がどんどん表示される。なんだかどんどん色んなものを深くしることができそうだ…と思っていたら、やっぱりそういう位置づけにあるサービスでした。
気になるキーワードから、自分好みの記事が勝手に集まってくるキュレーションアプリ
キュレーションアプリといえばグノシーを筆頭にAntenna、スマートニュースあたりであれば、聞いたことがある、使っているという人も多いかもしれませんね。
Word:キュレーション
人手で情報やコンテンツを収集・整理し、それによって新たな価値や意味を付与して共有することである。
〜IT用語辞典バイナリより引用〜
『カメリオ』では自分がフォローしているキーワードに関連する記事がけっこう深く彫り下げられて出てくるというのがちょっとビックリしたところ。
実際にカメリオに触れてみた
キュレーションアプリって実際に使ってみないとどれも同じくらいにしか思えないものなので、ものは試しと早速SNSアカウントを使ってログインしてみました。
ログインに必要なアカウントはFacebookかTwitter。どちらか一方でもOKですし、ログイン後の設定を変更すれば、両方と連携しておくということもできます。いざちょっと触れてみると、他キュレーションアプリと違って色々と見えてくるものがありました。
ログイン直後の画面。「特集」と「マイテーマ」の2つのタブが現れます。右カラムにでかでかと表示されているのが、テーマにそった関連記事群。特集をざっと眺めてみましたが、キーワードごとに記事がズラッと表示されるところはちょっと面白い感じ。
タブを切り替えてマイテーマを表示したところ。おすすめ記事という項目のみが表示されます。これがきっと使っていくうちに、どんどん精度を高めた情報収集に使えるのかなと勝手に想像してみる。今のところ、僕へのおすすめ記事は「ほぼ」iPhone 6一辺倒。
テーマにキーワードを入力して自分にあった情報を収集していく
おすすめ記事だけでは、よくわからないので、テーマ窓にキーワードを入力してみました。
ひとまずMacと入力してみたところ。Macに関連した記事が最新のものから順にズラッと表示されました。スルスル〜っと集められた記事を流してみてみると、なんか見覚えのあるタイトルが…。こんな弱小ブログメディアの記事でさえすくい取って拾ってくれるものなんですね。いや、もしかしたら僕のFacebookアカウントやらTwitterアカウントやらが関係しているのかもしれないですが…。
だけどね、Google Analyticsで参照元をぼ〜っと眺めてみていると、いくつかカメリオ経由でこの記事やあんな記事を見てくれた人がそこそこいらっしゃったようです。
なんか嬉しい。
さらにさらに、記事下のこの部分。右側のソーシャルボタンは説明不要かと思いますが、左側の3ボタン。これがなかなかいい。左から順に「関連記事」「クリップ」「テーマと無関係」という機能ボタン群。関連する記事があればさらに深く内容を楽しめる気がする。
スマホ用アプリはウェブ版と違って少しオシャレ
Android版・iOS版とスマホ用アプリもあるようなので、こちらも実際にインストールしてみました。
ウェブ版との違いといえば、マイテーマの部分でしょうか。「Facebookからのおすすめ」と「Twitterからのおすすめ」という項目があります。
キーワードフォローとは違い、カードをシュッシュと選別するようにフォローする・しないを選べます。
スマホアプリだと、どれくらいシェアされているのかもなんとな〜くわかるんですね。ちなみにLINEクリエイターズスタンプでフォローすると、ありがたいことにアルパカさん関係がいくつか表示されていました。
スマホ版アプリの表示モードは2スタイルから選べる
実際に記事を読んでいくと、内蔵ブラウザから記事が表示される通常の読み込みモードと、シンプルに文字だけが表示される本文のみモードの2種類から選べます。ザックリサクッと読みたいときはこれでもいいかもしれませんね。
テーマのフォロー時は関連キーワードもチェックしておくといいかも
フォローするかどうか決めかねているキーワード関連記事をスス〜ッと読み流していると現れるコヤツ。関連テーマなこやつ。ちょっと違うな〜と思ったら、関連テーマを探ってみるとけっこう「知りたい」に近づけるような感じがします。
スマホ版アプリではフォローごとの通知設定ができる
右上にある紙飛行機のアイコン(※グノシーじゃないよ)をタップすると、アラート機能を使うことができるようになります。テーマごとにプッシュ通知してほしいものとそうでないものをわけておけるっていいですよね。アラートをオンにしていても、特に重要な記事のときのみプッシュ通知するみたい。そりゃ毎度毎度通知されるのも面倒ですものね。これはいい。
なんだかぶっちぎりで褒めちぎっていますが、ちょっと改善してもらいたいと思うポイントもあります。環境にもよるのでしょうが、アプリのクラッシュ率が他アプリと比べてけっこう多い気がします。良いなと思っていても、頻繁に強制終了になってしまうのはちょっともったいない。
カメリオと他キュレーションサービスとの違いってどんなところ?
①グノシーとの違い
グノシーといえば、今やバンバンテレビCMなんかも打ってでていて、割と目にしたこともある人や、実際に使っているという人も多いでしょう。独自のアルゴリズムでユーザーにおすすめの記事を厳選して朝・夕2回、配信してくれるキュレーションアプリ。
使い込むほど自分にマッチした記事が集まってくるという精度の高さがウリだったもの。個人的には最初は僕もこれでした。自分をよくわかってくれてるなぁと思うような記事選別精度だったのが、いつの間にか購読チャンネルなるものが登場し、選別配信される記事も基本的にはほぼ毎日、自分で巡回すれば見終わるような中堅〜大手な記事ばかりになってしまった気がする。
その点ではカメリオは、わりとキーワードに合わせて素直に記事をすくい取ってくれている気がします。だってこんな弱小ブログメディアの記事すら拾ってくれるんだもの(ここ重要)。
これまで未知だったウェブメディアやブログの発見ができそう、そんな期待を感じさせてくれます。選別記事数に限りがないっていうのがいいですね。
②スマートニュースとの違い
スマートニュースは基本的にニュースの総まとめって感じですよね。これさえ見とけば話題には困らないテレビニュースの縮図っていう印象です。僕個人的にグノシーとは似て非なるものだと思っています。そして、カメリオとも情報を集めるという点では方向性が同じだけど、同じ土俵ではないもの、つまり比べる対象ではないものかなと。
スマニューは日常生活上での話題用、カメリオは自分だけの趣味用みたいな感じ。だからこの2つは併用できるような印象です。
おそらく、スマニュー+カメリオが日々の情報チェックを行う上でベストな組み合わせなんじゃないかなと思います。
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