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MacのParallels DesktopにWindows 10TP日本語版をインストールしてみた【感想編】

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Windows&Mac

どちらかといえばWindows 7に近い操作感かな。
さて、全3回に渡ってお送りしてきたWindows 10TP日本語版に関してのエントリー。最終回となる今回は実際に触れてみてどんなところに変化があったのかという点を中心に見ていきます。

初見としては、Windows 7の中にWindows 8.1を詰めこんでみましたって感じでしょうか。まぁWindows 7、Windows 8.1ユーザーであればWindows 10はリリース後1年間は無料アップグレードできるという点を考慮すると、両ユーザーに配慮した形なのかな〜という印象を受けました。

Windows 7、8.1が同居した感じ +αの新機能を搭載

Windows 8系ユーザーからすれば嬉しいスタートメニューの復活。そしてWindows 7ユーザーからすればいるのかいらないのかなんとも判断がつきにくいであろうメトロUIメニューのスタートメニューへの同居
これを両ユーザーへの配慮と言わずになんと言えばいいのでしょう。

20150125 W10TPIns02
「私はメトロUI派なんです」っていう人と、少なくとも僕は出会ったことがないので気の利いたことはいえないんですが…

正直、いらないんじゃないかな。

もちろん、タブレットとして使用するのであればあったほうがいいのかもしれません。しかし、タブレットモードというモードがある以上、スタートメニューに同居させる必要はなさそうな気がします。
例えば物理スイッチみたいなものでタブレットモードなのかPCなのかを判別するようにしておいて、タブレットモードのときだけメトロUIメニューが出るみたいな。
Windows 8系のようなスタートボタン(Winキー)での切り替えよりは1つにまとまったぶんマシかなと思いますが。

20150125 W10TPIns09
スタートメニュー内のメトロアイコンは従来通りサイズのカスタマイズや並び替えもできる模様。ただ、この機能を活用しようとする人ってそう多くもなさそうな気がします。

New Start menu: You’ll see some big changes to the Start menu in this build, including the ability to expand to a full-screen experience.
This really shines on 2-in-1 PCs when switching into Tablet Mode. You can also customize the color of your Start screen.
A big change that you won’t see is that we actually rebuilt Start in XAML, which is one type of code developers can use to build apps for Windows 10.
The work on Start isn’t done yet, and we’ll have more changes that will show up in future builds including more personalization (and transparency!), drag and drop, Jump Lists, and the ability to resize the Start menu.

Windows公式ブログより引用〜

ただ、公式ブログにあるように“新スタートメニューの開発は始まってはいない”そうで、今後の開発状況次第ということになりそうですね。

見た目がフラットになった。そんな印象

フォルダーなどのアイコンも他OS(AndroidやiOS、Mac OS Xなど)と同様にフラットな印象になった感じ。

20150125 W10TPIns03
フォルダーアイコンだからそう感じるのかもしれませんが、MacにしろWindowsにしろフォルダーがフラットだとなんだかとてもチープに感じてしまうのは僕だけでしょうか。
TP版だからか、ごみ箱はまだこれまでと同様のアイコン。ごみ箱もいずれフォルダーと同じようにフラットな感じに仕上がってしまうのでしょうか。

フォントが変わった? アイコンとは違って少し見やすくなった。そんな印象。

設定関係のアイコンを見てみると、これまでのアイコンとはガラッと変化があったなということが一目見てわかるほどの変化。

20150125 W10TPIns10
ちょっとシンプルになりすぎなんじゃあないかという気もしますが、こちらのアイコンはそんなに悪くない。むしろいい感じになってるような印象を受けました。

それに加えて気になったのがフォント。これまでのWindowsのフォントと比べて違和感があったので調べてみたところ、どうやらYu Gothic UIというフォントを使っているようです。(詳細はこちら

デジタルアシスタント機能『Cortana』を搭載

iPhoneでいうところの「Siri」のような機能でWindows Phoneに搭載されている『Cortana』もWindows 10で使えるようになるようです。

20150125 W10TPIns18
ただ、現段階では日本語には対応していないようです。ところどころ日本語が怪しいなと思うところもありまして。「自分の物を検索」って、まぁ今だからそんな部分にツッコミを入れたくなるんでしょう。気になって×2仕方がない。
『Cortana』も将来的には話し相手になってくれるんでしょうか、それなら嬉しい人もいそうですな。

Windows 8系ユーザーには嬉しい? メトロアプリもウィンドウ表示が可能

Windows 8.1ではメトロアプリも「一応」画面を分割するような形でマルチタスクを実現できていましたが、画面解像度によるところで分割数が変わってきます。さすがに使い勝手がいいとはお世辞にも言えなかったので、ウィンドウ表示が可能になるのは良きことかな。

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これまで以上に自由度が高く感じます。

タスクビューで 用途ごとにデスクトップを切り替えれる

個人的には最もいいなと思った部分がタスクビュー機能による仮想デスクトップの追加。プライベート用・仕事用・秘密用といった具合にデスクトップを複数に使い分けることができるようになりますね。

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デスクトップの移動・切り替えのほか、アプリの切り替えもワンボタンで行えます。ちなみにalt+Tabキーでのアプリ切り替えも生きていますがデスクトップの切り替えには使えないので、タスクビューボタンが活躍する場面はとてもとても多そうです。

気になる新ブラウザ 『Spartan』は今回は搭載されず…

どんな感じのブラウザなんだろうと気になっていた『Spartan』ですが、まだ実装されてはいませんでした。ウェブページ上に手書きメモを書ける機能やChromeのような拡張機能を使える仕組みが搭載される予定など、しばらくは注目を集めそうな話題でしょう。

まだ発展途上の段階なため、なんとも言いがたいところではありますがWindows 10はこのままのスタイルでいけばWindows 7・8系ユーザーとしても、あまり躊躇なくアップグレードできそうな気がします。
リリースまでの間にどれだけ高い完成度にもっていけるか、仕上がりがけっこう気になるところです。

MacのParallels DesktopにWindows 10TP日本語版をインストールしてみた(全3回)

【導入編】

【設定編】

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