Wordの最初の登竜門といえばズバリ、文字の編集でしょう。
文書を淡々と書けるだけではいけないんです。ときとして文字の見た目を変えてみたり、文字の大きさを変えたりして、見やすい文章作りを心がけなければなりません。
今回は文書の編集を行う中で、最もよく使う項目であろう「フォント」の項目について解説していきます。
フォントと一言で言っても、その機能はとてもとても多いため、何回かにわけての紹介です。では、どうぞ!
文字編集は、まず選択! 選択からすべてが始まるんだ!
今回の講座では6つの機能について解説をしています。
- フォント
- フォントサイズ
- 太字
- 斜体
- 下線
- 取り消し線
これらの機能はWordを利用する上で、基礎中の基礎となります。必ず押さえておきたいポイントですね!
いかがでしたか?
ポイントはつかめましたか?
文字の編集は必ず選択から! 選択してから編集しよう
文字を編集したい場合は、かならず「どの文字を(選択)」「どうしたいか(編集)」の順番で編集作業を行っていきましょう。
これは頭の中に叩きこむというよりは、体で覚えるという表現の方が適切かもしれません。
絵を描くときに先に色を塗ってから線を描きますか? 描かないでしょう?
絵の場合、下書きがあって、その次に線をしっかりと描いていって色を塗っていく。これと同じです。
文書の場合はまず文章を書きあげて、文字を変えたほうがよければ変えて、大きさを変えたほうがよければ変えて、色を変えて…という風に編集していきます。
今回の講座の各部分のポイント
今回の講座について動画では語れなかったポイントについてツラツラと書き綴っていきましょう。
①フォントは見やすいものを選ぶ!
特にビジネス文書の場合、誰が見ても見やすいフォントを選ぶようにしましょう。基本的にはMS明朝体で問題ないと思いますが、タイトルなど、部分的に目立つようにしてあげるといいでしょう。
お店のPOPなどでは逆にポップ体などの可愛らしい書体を選ぶなど、時と場合に応じて使い分けができるようにしていきたいですね。
②目立たせたい部分のフォントサイズは大きめに!
特に目立たせたい、必ず見てもらいたい部分(タイトルなど)については他の部分よりもフォントサイズは大きめにしてあげると効果的です。かといって大きすぎては不格好になるので、ちょうどいい塩梅を見極めることも大事です。
タイトルは14〜16pt、内容は10.5〜11ptくらいが目安でしょう。
③一文の中で目立たせたいポイントには太字を効果的に使おう
文書の中で絶対見せたい部分はフォントサイズを大きめにと書きましたが、つらつらと文章が続いている中でいきなり部分的にフォントサイズが大きくなっていると「なんだこれ」と思ってしまいます。
文章の中でポイントとなる部分には太字を使いましょう。文章の中に太字があると、どこがポイントなのかがわかりやすくなります。
ただし、多用しすぎると、どこがポイントなのかが逆にわかりづらくなってしまうので、多用は禁物です。
④アルファベットや引用は斜体だとちょっとカッコイイ
斜体を多用するということは、普段あまりないかと思います。もし使う機会があるのであれば英単語なりなにかしらを引用する場合に使うというくらいでしょうか。Emailアドレスなどに斜体を使うことはあまりオススメできませんが、文章の中でアクセントをつけたい場合は使ってみてはいかがでしょう。
個人的には使う機会はありませんけどね。。
⑤太字と下線は上手に使い分けよう
太字とならんで、相手にポイントとなる部分を効果的に伝えたいときに役立つのが下線です。下線を効果的に使えるケースといえば、指定した期日を絶対に守ってもらいたいときなどでしょうか。
例)6月12日 午後5時厳守のこと
のような感じ。これが太字だとあまり印象に残りそうにないですが、下線だと「守れよ!」と言われている気がしませんか?
⑥取り消し線は比較対象を目立たせたいときに効果的
比較対象という表現が正しいかどうかは定かではないですが、価格の値下げなどを文書で伝えるなら、取り消し線はとても効果的です。
例)5000円 → 3500円
さらに価格が太字だとより効果が高いように感じます。「おぉ、安くなってる」みたいな。
通常の文書ではなかなか使う機会はないと思いますが、価格を伝えるPOPを作成するときなどに活用してみましょう。
すべてを一気に習得するというのはとても困難です。1つずつ、ゆっくりでいいので習得に向けて練習してみましょう。
編集後記
フォントってたくさんありすぎて、初心者の頃はそれが逆に嫌だったりするんですよね。なんでこんなにあるの? って。だけど、文字にも色々ありまして…っていう部分が理解できるようになってくると、それまで嫌だったフォント選びがウソのように楽しくなっちゃったりするんですよね。
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