ありがたいような…迷惑なような…。
Safariのデフォルト設定ではZIPファイルなどをダウンロードすると、お節介にも展開(解凍)した状態にしてくれるんですね。
知らなかったわ。
ほとんどの場合、ZIPファイルは解凍してから使うものではありますが、場合によってはZIPファイルのままで使いたいケースもあります。例えば次のようなケース。
<事例>【実機不要】MacのGenymotionでAndroid 5.0 Lollipopに触れてみた【Mac/Android/Windows】
ZIPファイルのままで他サービスにドラッグ&ドロップする必要がある場合だと、ご丁寧に勝手に展開してもらっては困ってしまうことになります。
事例エントリーのコメントで尋ねられたことが事の発端
僕はMacでよく利用しているブラウザはGoogle ChromeとSleipnirの2つ。Safariはほとんど触ることがありません。どうしても必要性がある場合のみ使用するというスタンス。
そのため、先に挙げたエントリーについたコメントを見たときにパッと解決策が思い浮かばなかったのです。
コメントを見た瞬間、頭の中で「?」が駆け巡りましたからね。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Q.png” name=”質問者 さん”]ZIPないよ? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R2″ icon=”A.png” name=”叉京 さん”] 何を言ってるんだ?[/speech_bubble]
まさにこんな感じ。
ダウンロードしたファイルはZIPなはずなのに、ZIPじゃなくてフォルダになってる。
ものすごく考えました。解凍したわけじゃないのにZIPじゃない。そんなことってありえるのかと。
ありえるんですねぇ。
少々調べてみた結果、Safariのデフォルト設定ではダウンロードしたファイルは開くという設定になっているじゃあありませんか。
解凍する手間を省くという意味ではありがたい設定であることは確かですが、有無をいわさず解凍するっていう設定は逆に迷惑な設定なんじゃないかなと思ってしまいました。特にパソコン初心者であればなおのこと。
こちらがいくら「ZIPのままで」といったところで、相手の環境ではZIPにならないんだもの。困りモノです。
勝手に解凍させないように設定を変更すべし
さて、それではSafariの設定を変更して、勝手にZIPをダウンロードしても勝手に解凍しないようしつけてあげましょう。
メニューバーからSafariの環境設定をクリック。
「一般」タブ内の一番下にある「ダウンロード後、〜」という項目についているチェックを外してあげましょう。これで勝手にZIPファイルが展開してしまって「ZIPがない」という悲しい結末を防ぐことができます。
同様の症状で困っている人がもしいれば、ぜひ試してみてください。
[amazonjs asin=”B00PRCO444″ locale=”JP” title=”デネット ZIP圧縮・解凍パスワード”][amazonjs asin=”B009VXPI6S” locale=”JP” title=”極秘・自己解凍型暗号 Windows8対応版”]
コメント