QRコード、最近少し影が薄くなった気がする?
情報をスマートフォンのカメラなどで読み込んで表示してもらうQRコード、最近少し見る機会が少なくなってきた気もしますが、まだまだ現役な部分もあります。
例えば名刺だったり、PDFだったり、ウェブサイト上に表示されていたり…。
QRコードの便利さは情報を手軽に詰め込むことができるという点ですが、いかんせん他の情報読み取り技術が発達したせいかおかげか、読み込むためにアプリを起動して〜なんてことがだんだん面倒になってきているのもこれ事実。
『Right QR』はMac上に表示されているQRコードのスキャンを一手に引き受けてくれるアプリです。
それがURLでも、情報でも、なんでも内容をスキャンして表示してくれるので、スマートフォンでアプリを起動して読み込むという面倒な作業を端折ることができちゃいます。
想像よりずっと便利に使えちゃいますよ。
『Right QR』はメニューバー常駐型のアプリ
『Right QR』はメニューバーに常駐するタイプのアプリです。1度起動しておけば、アクティブなアプリ上にQRコードが表示されていれば、勝手に情報をスキャンしておいてくれます。
テストとしてGoogle画像検索でQRコードを表示してみました。
こんな感じでQRコードばかりが表示されました。ずっと見ているとちょっと気分が悪くなりそうですね。
さて、この状態で『Right QR』をクリックしてみるとどうなるか試してみましょう。
アクティブなアプリに表示されているQRコードの情報を一括で表示
『Right QR』をクリックするとアクティブなアプリ(ここではGoogle Chrome)に表示されているQRコードの内容が一括で取得されているのがわかると思います。
これだけQRコードが表示されていても、表示されている内容にマウスをポイントすると、どのQRコードの情報かもひと目でわかるようになっています。
さらに便利なのは、リンクの場合はそのままブラウザで開いたり、QRコードの内容やイメージをコピーしたり保存するといったことも可能です。
ね、想像よりもはるかに便利に使えるんじゃないかということがおわかりただけたんじゃあないかと思います。
でも、実際のところは使いどころ、ないよね?
実際のところ、QRコードが読み取れたからといってどうなん? という疑問の声が聞こえてきそうなところですが、そんなことはございませんぞ! そこは発想でカバーしましょう。
使いどころって探せば案外多くあると思います。
<例えば…>
●PDF文書に添付されているQRコード
●スキャンして保存している名刺に添付されているQRコード
などなど…。
QRコードのほかに、バーコードのスキャンも可能です。
『Right QR』のいいなと思えるポイントはブラウザだけがQRコードの読み取り対象ではないということ。それがPDFであっても、Evernoteであっても、そこにQRコードがあれば読み取ってくれます。
なんとも芯の強いアプリなんだと感心すら覚えます。
NFCなどQRコードにとってかわる技術がどんどん増えてきてはいますが、まだまだQRコードの存在は外せそうにありませんね。
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