容量を開放しよう、今すぐに!
Mac上でWindowsを利用する環境としてParallels Desktopを利用しているユーザーも多いかと思います。
僕もそのうちの1人です。
この2つの組み合わせはMacを使っていて非常に便利だと実感する反面、きちんとメンテナンスしておかないと面倒な部分がでてくることもあります。
今回はアプリを多数インストールしたわけでも、容量が大きなデータをダウンロードしたわけでもないのにMacのストレージ容量がやたらと減少している現象(ダジャレじゃないよ)を不思議に思って原因を探っていると、Parallels Desktopに行き着いたという話をしたいと思います。
日に日にMacのストレージ容量が減っていく。これ、なんて現象?
日に日にMacのストレージ容量が減っていくという現象に気づいたのはいつ頃だったでしょうか。おそらく2年くらい前でしょうかねえ。
僕のiMacは500GBHDDで、そのうち300GBほどアプリやデータが詰まっています。
つまり、まだ200GBほどの余裕がある状態。そしていつからか大したデータをダウンロードしたわけでもないのに日に日に空き容量が減っていることに気づきます。
なんと10GB以上もの容量が消耗されているではありませんか。ジワジワと減少していたものだから気づくのが遅れましたがこれはなにか変。
というわけで原因を解明すべく日々どんな作業をやっていたかを思い起こしてみました。
原因発覚。それはParallels Desktop、お前じゃ!
自分がMacで何をやっていたかを思い起こしてみると、そのほとんどが仮想環境でのWindowsの操作。
おそらくこれが原因なんだろうと考えましたが、Windows上でも特別重いデータをダウンロードしたわけでもない。
他に原因があるのか?
可能な限りほかに思い当たる部分がないかと回想してみるものの、やはり思い当たるフシはない。
やはりParallels Desktop、お前じゃ〜!
Windowsが気づかぬうちに肥大化していた
そうなんですよ、原因はParallels Desktop上のWindowsの肥大化にほかなりません。
Parallels Desktopで個別に各環境の設定をチェックしてみると、こんな感じになっていました。
この画面で見るべきポイントは合計サイズにおける再利用可能の部分ですね。
この部分が妙に怪しいということに気づき、しばらく観察してみることにしました。
サスペンドばかりやってるとどんどん肥大化している?
怪しいとは思いつつも、自分の中ではそれを決定打たらしめるだけの十分な理由が見当たらなかったため、しばらくは観察対象として見ていました。
そのとき僕はWindowsの終了は基本的にサスペンドにしていました。その理由はシンプルなもので、Macを起動したらすぐWindowsが作業途中そのままの状態で続きから行えるというメリットがあったからです。
しかし、よくよく観察を続けていると、どうもこれが原因で空き容量が減っていっていることを確信します。
再利用可能の領域が増えた分だけMacの空き容量が減っている!
ということが発覚したため、この再利用可能の領域を開放することにしました。
領域開放にはWindowsのシャットダウンが必要
領域の開放の仕方は簡単。【再利用】ボタンをクリックして開放されるのを待つだけです。
しかし、開放するにはWindowsをシャットダウンする必要があるので注意しましょう。
このように、サスペンドしただけだと再利用ボタンは押せません。
Windowsをシャットダウン後、再度設定画面を確認すると再利用ボタンが押せるようになっているのでクリックして再利用領域を開放していきます。
これでMacの空き容量は、開放されたサイズ分だけもとに戻ります。
僕の場合はWindows 10に加え、Windows 7も動作させていたためやたらと容量が減少していたわけです。
このことに気づいてからは、極力サスペンドすることはやめました。
特にWindows 10は仮想環境でもマシンパワーさえあれば起動にさほど時間がかかりませんからね。
Parallelsユーザーで最近Macの空き容量が知らぬ間に減っているという人は、確認しておくべき項目の1つですよ。
編集後記
知らず知らずのうちにWindowsってデブになるんですよ。僕も最近知らず知らずのうちに太ってしまって、昔の面影が薄れてきつつあります。これはいかんと積極的にワンコとともにお散歩に励もうかと思っている今日この頃。
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