僕も空いている時間をシェア中です。お暇な方はぜひ時間を共有してください。
開いた時間をチケットにしてシェアできる『Time Ticket』は時間を有効に活用したい人(ホスト)と、直接人と会って何かを学びたい人、人恋しい人…などなど(ゲスト)が時間単位で直接出会えるサービスです。
「Time Ticket」はゲストがお金を払ってホストと時間を共有するサービス
Time Ticketの特徴は開いた時間を商品として売りに出すホストと、ホストが出品したチケットをいいなと思ったゲストが購入するという図式です。
ホストとゲストの違いは何?
ホスト:開いた時間を30分単位で販売する人
例えば…
- プログラミングについて教えたい人
- カラオケに付き合ってもいいよって人
- 留学についてのアドバイスをしたい人
etc…
要は開いた時間を人の役に立てたいっていう人がホスト側の人間ということになります。
ゲスト:目的に合わせてホストの時間を購入する人
ゲストは自分の目的に合わせてホストの時間を購入する人のことで、ホストを吟味してチケットを購入することができます。
「Time Ticket」の特徴→チケット購入金額の一部〜全額を寄付できる
このサービスの特徴は、ただ単に時間(人)の売買をする上で、ホスト側は代金の一部を寄付に充てることができるという点。この寄付金額はホスト側が自由に設定できます。10%〜全額とかなり柔軟な体制。
現在対応している寄付先は以下の通りです。
- Room to Read:アジア・アフリカの子どもたちに図書を贈る支援団体
- みんなのことば:プロの音楽家の生演奏を幼稚園・保育園に届ける活動をしているNPO団体
- 森のライフスタイル研究所:日本の森林再生を目的とした活動を行っている団体
- ISAK:各分野の次世代リーダー育成を目的とした少人数制の全寮制インターナショナルスクール
- コモンビート:ミュージカルを中心に多様な価値観を認め合う社会実現のために活動するNPO
- ジャパンハート:医療ボランティアなど多岐にわたる活動を展開
- キャンサーネットジャパン:「がん患者が知っておくべき情報」を発信するNPO
- 国連UNHCR協会:国連の難民支援機関
- Human Rights Watch:世界最大級の国際人権NGO
といった9団体となっています。
「Time Ticket」の始め方
Time Ticketを始めるにあたって必要なのはFacebookアカウントだけ。
ログインするとズラッとチケットを販売しているホストが表示されます。
ホストの時間の売り方は本当に様々
人によって時間の売り方は本当に様々です。カラオケ付き合いますよ〜って人や、全力で恋人のフリしますよ〜って人から、プログラミングの相談のりますって人まで見てるだけでけっこう面白い。
人によって得意な分野をウリに出している人から単純に話し相手としての時間を販売している人までいて、ニーズは多分にありそうな感じ。
ホストになって時間を販売してみた
ひとまず自分の時間を販売してみることにしました。
まずはシェアする時間と単価、購入された場合に寄付に回す金額を設定します。そしてチケット販売時のカテゴリーを選んでいきます。けっこうカテゴリー数が多くて、最初は不慣れでどのカテゴリーを選べばいいかすらちょっとあやふや。
内容にもよるけど、「フリートーク」「全力で」「おてつだい」あたりが無難そう。あとはチケットのタイトルを30文字以内で入力して発行します。募集時間を指定しておくとある程度ゲスト側も選びやすいらしい。複数指定できるなら時間指定したほうがよさそうな感じですが、1つの時間指定しかできなかったので今回は特に指定せず。
発行されたチケットはこんな感じ。「発売中」というボタンをクリックするとチケットを購入できます。
チケットの購入にはクレジットカードが必要
ゲスト側からホストのチケットを購入する際に必要なのはクレジットカードになります。
発売中ボタン→「このチケットの購入手続きへ」と進むと、希望日と希望時間を選択することができます。申込金額なんかもバーで増減できるっぽい(ここらへんはよくわからないけど)。で、申込後にホスト側が承認したら仮支払いを行うという流れになります。
利用できるクレジットカードはVISAまたはMasterCardのいずれかです。
ホスト側が1時間1000円でチケットを発行していたら、実質ホストが受け取る金額は手数料と寄付額を除いた630円。まぁ、空いている時間をシェアしてお金になるなら、それはそれで適当な額な気もしないでもないですね。1時間だけ入れるバイトなんてそうそうないでしょうし。
実際は首都圏・都市部と地方の差がとても目立つ
ローンチしてからまだ間もないためか、実際このサービスが活発に作用しているのはやはり東京(1897)、次いで神奈川(161)、大阪(153)、福岡(50)、北海道(43)の順(2014年8月9日現在)。この手のサービスを見てるとやはりネットの普及で地方と都心部の差がなくなったように思える幻想を打ち砕く結果なんじゃないかなと思います。
これも一種の情報格差なんじゃないかなぁ。もちろん、インターネット(965)っていうのもあるんだけど、インターネット経由での出会いってSNS上でできることだし、こういったサービスって実際に出会うことが重要なことだと思うのでわざわざこのサービスを通じてチケットを購入して時間を取ってもらうっていうのもなんだか違う気がする。もちろん、その手の業界で有名な方との時間を持てるのであれば悪くはないと思うけど、それでもやっぱりちょっと違う気がする。
都会と地方との差:出会い慣れしていない
これも大きな差なんじゃないかと思うことの1つに出会い慣れしていないっていうのも背景としてあるんじゃないかな。つまるところ、首都圏や都心部ならなんとなく名前を知っているくらいの人は多いけど、地方の場合はよほど有名でもない限り誰ソレ?なんてことになるという。
なんとなくこういったサービスを使って気軽に出会うことに抵抗を感じる人ってとても多いと思う。SNSで「友だちの友だち」あたりで知り合って実際に出会うことには抵抗なんてほとんどないのにね。
こういった出会いを提供される場での出会いに対する抵抗感はとても強いと思います。
単純に僕がそう思っているだけで、実際は地方の人に対するこのサービスの認知度が低いってだけかもしれませんけどね。
こういったサービスがもっと地方でも積極的に活用されるようになれば、地方も都市部ほどではないとしても、それなりの活性剤になると思うんだけどな〜。
自分の時間を売る「タイムチケット」、すごいお得感のあるやつを集めた – NAVER まとめ
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