Evernoteをいたるところで使っているヘビーな象さん使いには便利かな?
僕は最近ウェブクリップ以外の使いどころを考えていて、やっぱりシンプルなところ、エントリーの下書き用途としてEvernoteって最適解なのかなあ…なんて思ってたところです。
通勤、帰宅の電車移動時なんかも、Evernoteにさらっと内容を下書きして、自宅PCのEvernoteでちょいちょいっと修正してエントリーを書き上げる。
僕はガシュログ以外にも自主運営のブログがあったり、いくつかのメディアに関わっていることもあって、ノートブックをわけてそれぞれの記事をしたためることができる、使い分けができるってところが重宝している理由であったりします。
PC版Evernoteアプリからテキストを暗号化できるようになったよ!
さてさて、このごろPC版Evernoteアプリになにやら新しい機能が追加されたようです。
それが今回紹介する『テキスト暗号化』という機能。
この暗号化機能、個人的にはそうそう使う機会が思いつきませんが、例えばこんな人にとっては使える機能かもしれません。
- カフェなどで作業をする人
- 離席時もPCは基本オープンなままな人
パッと思いつく限りではこんなもんでしょうか。
たとえばアイデアをEvernoteにしたためてる人なんか、覗かれたらやだなあなんて思っちゃうかもしれない。というより、普通はPC覗かれるのってイヤだよね。
Evernoteってどちらかというと、オープンなものというより自分の武器のひとつとして利用するという側面のほうが強いでしょう。
そんなわけで、テキストの暗号化ができることを知っていれば、自分以外にアイデアを盗まれるという被害を防ぐことができるわけです。
テキストを選択→暗号化するだけの簡単操作
暗号化するって字面だけ見るとすっごく複雑そうな印象を受けますが、我々が暗号化するためにやること、それは隠したいテキストを選択するだけ。
たとえばこれ。
人に見せたくないテキスト部分があればその部分を選択して右クリック→【選択したテキストを暗号化】をクリックするだけ。
あとは暗号化を解除するためのパスフレーズを設定しておくだけの簡単操作なのです。
ただこれ、もしパスフレーズを忘れてしまったら、解除のしようがありません。
最近物忘れがひどいって人は、自分以外だとおよそ思いつかないようなヒントを一言、オプション項目に添えてあげたほうがいいでしょう。
暗号化されたノートはこうなる!
テキストが暗号化されたノートはいったいどのような見た目になるのか。
こうなるわけです。「●●●●…」って感じでテキストが隠れていることがわかります。
中身を見たいなあと思ったら、クリックせざるを得ないわけです。
暗号化された部分をクリックするとこんな感じ。暗号解除のためのパスフレーズを入力しないと見せてあげないよってことですね。
こりゃ忘れたらけっこう困るかもしれない。
ちなみに、テキスト暗号化後にスマホ版アプリで表示したらどうなるのか。確認したところPC版アプリと同様に暗号化されており、解除するにはパスフレーズを入力する以外の道はありません。
パスフレーズ…忘れちゃダメ! 絶対っ!
暗号化したテキストの暗号化解除も簡単
暗号化できるということは、暗号化の解除もできるということ。
暗号化が不要になったテキストは、暗号解除中に再度選択して右クリックからの…
これ。【テキストの暗号化を完全に解除】を行うべし。
ただし…暗号化できるのはテキストだけ…
暗号化というと、画像や添付データなんかも暗号化できるのかと勝手に思い込んでしまいがちですが、いまのところ暗号化の対象はテキストのみです。
ちょっとアレな画像データなんかは暗号化できないんで、もし他人に見られたらなんとも言えない気持ちになっちゃいそうですよ。
ご注意を…。
編集後記
最近Evernoteに溜め込むだけ溜め込んで、整理が全然追いついてないのです。これはまずい兆候ですねえ…。
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