普通に使っていると、案外見落としているものですね。
パソコンやスマートフォンの日本語入力には何を使っていますか? 僕はGoogle日本語入力をかれこれ5年近く使っています。単純に便利・スムーズに入力ができるからというのが理由ですが、自分が感じている便利さというのは案外範囲は狭かったんだなと感じます。
普段意識していないだけで、よ〜く隅々を見渡せば、よりGoogle日本語入力の便利さを実感できます。
こんな変換ができたのか! 僕が知らなかった便利な6つの変換機能
約5年も使ってきたのにこんなことも知らなかったの? と思わずツッコまれてしまいそうですが気にしない。僕と同じように長年使っていたからこそ逆に気付かなかったというものがあるかもしれません。
Google日本語入力で計算ができる! 電卓要らず!
Google検索で計算式を入力すると答えを返してくれることは知っていましたが、それをGoogle日本語入力でできるとは思ってもいませんでした。まさに灯台下暗しといった機能ですね。
計算結果は1度変換しただけでは出ない場合もあります。その場合は再変換をかけてあげれば計算結果が変換候補に表示されます。ご丁寧に「計算結果だけ」「計算式も含める」の2つの候補を出してくれます。
こんな機能があるんだったら、わざわざ電卓を出す必要もないですね。
日付の入力がアバウトでも正確!
ちょっとニュアンスが的確ではないですね。Google日本語入力が日本語のニュアンスをしっかり汲み取ってくれるというほうがシックリくるかな。
例えば…
- 「きょう」で変換すると、今日の他に…
- 2015/04/16
- 2015-04-16
- 2015年4月16日
- 平成27年4月16日
- 木曜日
- 「きのう」で変換すると、昨日の他に…
- 2015/04/15
- 2015-04-15
- 2015年4月15日
- 平成27年4月15日
- 水曜日
- 「いま」で変換すると、今の他に…
- 15:47
- 15時47分
- 午後3時47分
- 「おととし」で変換すると一昨年の他に…
- 2013
- 2013年
- 平成25年
などなど、「今日」や「昨日」以外は普通にタイピングしていたらなかなか目がいくことはありません。こんな変換機能があるんだったらわざわざ日付の入力をテンキーを使って行う必要すらありませんね。
使う人には便利かも? 進数や時間打刻は数字だけでも伝わる、変換される
2進数や8進数といった進数は僕は使うことはまずないと思いますが、時間に関して言えば必要な人もいるかもしれませんね。
数字を打って変換するだけでこれらもサッと変換できます。
一部の機能をタイピングでオン・オフできる
Macの場合、コマンドキーを表現する際に「こまんど」とタイプして⌘と変換することがあります。ほとんどの場合はこれで満足なんですが、よくよく見てみると、設定変更にも使えるんですね。
「こまんど」で変換すると、シークレットモードやサジェスト機能のオン・オフ切り替えができます。通常はGoogle日本語入力の環境設定で行う部分ですが、この2つの機能についてはキータイプで行えてしまいます。すごい!
もちろん、それぞれの機能を(シークレットモードなら「しーくれっともーど」で変換)でも切り替えができます。
今日の運勢はどうだろう? 毎日の運勢が見れちゃう!
なんともさりげないオチャメな機能ですね。「おみくじ」と入力して変換すると、今日の運勢がわかります。
うん、なんとも反応しがたい運勢でした。
小吉!
ちなみに、おみくじって順番的に以下の順で良くなっていくそうです。
<大凶→凶→末吉→吉→小吉→中吉→大吉>
小吉って普通以上な位置づけなんですね。
覚えておくと便利な「z」+αのショートカットキー
全然知りませんでしたが、「z」+他キーで一部の記号のショートカットキーになります。
- z+h=←
- z+j=↓
- z+k=↑
- z+l=→
- z+「=『
- z+」=』
- z+、=‥
- z+。=…
これを全て覚えておくのはちょっち大変だとは思いますが、特によく使う記号は覚えておくと、文字入力もはかどることでしょう。
その他にも、「じゃぱにーず」で変換すると「Japanese」など英語に変換してくれる機能など、日常では不便さをまったく感じさせない機能がたくさんあります。
どんな機能が備わっているのか知りたいならば、環境設定を確認しておこう
日頃よほど注意深く見ておかないと見逃してしまいがちな便利機能。他にどんな機能があるのか知りたいならば、Google日本語入力の環境設定をチェックしてみましょう。
Macの場合はメニューバーのIMEアイコンからGoogle日本語入力の「環境設定」をクリック。
環境設定内の辞書の項目に「特殊変換」があります。ここにチェックが入っていれば、上記で紹介したような変換機能が使えるというわけです。逆に不要な機能はここでノーチェックにしておくといいでしょう。
いかがでしたか? 全部知っていましたか? 知らなかった機能で使えると直感した機能は、積極的に活用して文字入力をより快適に行いたいですね。
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Google 日本語入力
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編集後記
まったく意識していないと、普段よく変換に使用している文字の変換にも色んな変換候補があるというのに気付かないものですね。よく使う言葉ほど、注意深く見ていきたいですね。
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