13年と10ヶ月。
わりと長いことドコモで契約してきましたが、格安SIMで通信スタイルの選択肢が選べる余地のあるものとなってきたこともあって、MNPを考え始めたのが今年の7月。
ちょうど僕の2年縛りが解ける頃合いであったことも合間って、MNPでNUROモバイルを契約する運びとなりました。
このエントリーではドコモからMNPする方法について紹介していきます。
MNPの前準備が済んでいる人は?
MNPするための前準備が整った人は本エントリーの続編をチェックです!
ドコモから他社にMNPするまでの大まかな流れ
MNPという単語もほぼほぼ市民権を得た頃合いかと思いますが、そうは言っても知らないという人も少なからずいらっしゃるわけで。
まずは簡単ながらMNPについてザックリと解説しておきましょう。
電話番号はそのままで他の携帯通信事業者に移ること
あまりにザックリとした説明ですが、まあ通信会社を乗り換えるにあたって電話番号を変える必要がないってことです。
MNPで乗り換える前に決めておくべきこと
MNP自体は利用中のケータイキャリアで手続きすれば、すぐにMNP予約番号なるものを発行してもらうことができます。
しかし、この予約番号には有効期限が設定されているため、MNPする先のケータイキャリアなり、格安SIM事業者なり、乗り換え先はあらかじめ決めておいたほうがいいでしょう。
というのも、MNP予約番号は発行されてから実際に使用するにあたり使用期限が設けられています。その期限はMNP予約番号を発行した当日を含む15日間。この期限内にMNPする必要があるわけですが、実際に申し込む際は残日数が10日以上ある場合のみMNP可能といった制限があります。
おそらくほとんどの場合は10日以上残っている場合のみMNPが可能という形でしょう、ネット申し込みの場合は。店舗を構えるお店の場合はわかりません。なぜなら僕はネット経由の申し込みだったから。
話が脱線しましたが、要はMNPする乗り換え先を前もって決めておかないと、特に優柔不断な人の場合は1週間くらい比較検討する可能性だってあるわけです。
仮にMNP予約番号発行後に1週間悩んでしまえば残日数は8日となってしまうため、MNP予約番号の無駄遣いとなってしまうわけです。
MNP予約番号を発行したにも関わらず、MNP転出しそこねた場合は、元サヤでの契約が継続されます。解約にはなりませんのでご安心を。
MNP予定の回線がファミリー割引など、グループの主回線だった場合は、MNP予約番号発行時にこれらのグループがなくなるため、居残る場合は再度グループをまとめる手続きが必要となります。
また、MNP予約番号は再発行は可能ですが、再取得するには15日間待つ必要があります。ぶっちゃけその期間って待ちぼうけするしかないわけですよ。時間の無駄。
MNPで携帯料金を安くしたいという思いがあるなら行動あるのみです。
MNP予約番号を発行する
MNP先の事業者をあらかじめ決めたらドコモに対してMNP予約番号発行の手続きを行います。
MNP予約番号の手続き方法は大まかに3つの方法で行うことができます。
- ドコモ インフォメーションセンター経由(電話)
- My docomo経由(ネット)
- ドコモショップ経由
いずれの方法でも構いませんが僕は自分のぶんを①の方法で、妻のぶんを②の方法で手続きしました。
①ドコモ インフォメーションセンター経由の場合
はじめはネット経由でMNP転出を考えていた僕ですが、注意書を読んだところによるとこのように書かれていました。
以下のお客様は、パソコンではお手続きいただけません。ドコモ インフォメーションセンターまたはお近くのドコモショップにてお手続きください。
- 一括請求/一括送付サービスの代表番号
- 3回線以上でのファミリー割引をご契約の主回線
僕の場合は「一括請求/一括送付サービスの代表番号」に該当するのかなと思い、151から電話で手続きを行う運びとなりました。所要時間は先に解説したグループ解除の旨などの説明を受けたこともあり、おおよそ40分ほどかかりましたが、引き止めを受けることもなくすんなりとMNP予約番号をゲット。
MNP予約番号は口頭で伝えられますが、希望すれば追ってメールで送ってくれます。
お薦め度★★☆☆☆
②My docomo経由の場合
自分のぶんは①の方法で行いましたが子回線となる妻のぶんはネットからの手続きでOKです。そんなわけでMy docomoから行うことにしました。ネット経由でMNP予約番号を発行する場合は、手続きを行う回線のdocomo IDが必要になります。
所要時間はおよそ3~5分ほど。ネットに慣れている人にとっては間違いなくこれが最も楽な方法でございましょう。
お薦め度★★★★★
③ドコモショップ経由の場合
ネットのことはよくわからん、電話だと難しそう。そんなイメージを持っている人も少なくないでしょう。むしろこっちのほうが多数派かもしれません。
そういう人は、迷わずドコモショップにゴーです。場所によっては1日がかりになってしまう可能性もありますし、強い引き留めにあう可能性もあります。
格安SIM事業者はサポートがお粗末、そんな脅し文句を言われる可能性もあるでしょう。確かに店舗を構える格安SIM事業者の数は多くはありませんが、電話サポートくらいやってます。わからないことは電話して聞けば良いのです。
かくいうショップのサポートを受けるために何時間も待たされるようじゃああまり存在意義はありません。
通信料金を安くしたいという考えを1番に持つのであれば、引き留めに負けない断固たる決意で臨みましょう。その結果、晴れてMNP予約番号をゲットできるはずです。
お薦め度★☆☆☆☆
MNP予約番号をゲットしたその先は?
さて、晴れてMNP予約番号をゲットした諸君、まずはおめでとうございます。
しかし、これで安心してはいけません。次にやることはMNP先との契約です。僕はNUROモバイルにMNPしたため、NUROモバイルを例に出しますが、どこにMNPしようが基本的な流れは同じかと思います。
- 通信プランを選ぶ
- SIMの種類・サイズを選ぶ
- MNP転入を選ぶ
- オプションを選ぶ
- SIMが届くのを待つ
- SIMを差し替えて利用を開始する
⑤と⑥の間にはAPN設定なり、開通予約なりといったことが必要になりますが、今回のエントリーが長くなってきたため、【中編】にて解説します。
ドコモからMNPした後に読んでおきたいdアカウントやdポイントのこと
ドコモからMNPすると、今まで貯めてたdポイントが無駄になる。本当にそう思ってたりする?
dポイントはMNP後も利用可能です。詳しくは下記エントリーからどうぞ!
編集後記
ドコモからMNPしてなにが変わったか。あえて言おう、SIMであると。うん、月々の通信料金はグッと安くなりました。
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