終活っていつ頃から始めるものなんでしょう。
インターネットで業界初の定額・低料金のお葬式「小さなお葬式
」を運営する株式会社ユニクエスト・オンラインが、お葬式と寺院手配費用が合わせて最大6万6000円割引になる、業界初の「早割」チケットの販売を開始しました。
大手コンビニでの購入も可能となっています。
「小さなお葬式」早割とは
人生の終わりをよりよく迎えるための活動「終活」の影響で「子どもに迷惑をかけたくない」といった理由で、事前にお葬式の準備をされている人が増加しているため、事前に予約しておくことで費用が安くなるサービスとして登場しました。1年間で実に5000枚が販売されているとのこと。
この早割は、これまで500円の事前支払いを銀行振込もしくはクレジットカード決済で行う必要がありましたが、4月15日から全国3万6000店舗のコンビニエンスストア(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクス・セイコーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・ヤマザキデイリーストア)に設置してある専用端末で支払番号の入力を行うか、レジで支払番号を申し出ることで早割購入の支払いが可能になります。
「小さなお葬式」早割の概要がちょっち気になる!
自分に…と考えるにはちょっと早い気もしますが、概要を知っておけば何かの役に立つことがあるかもしれません。
- 販売価格:500円(早割の権利を購入)
- 利用範囲:購入者を含めた3親等まで
- 免責期間:購入から30日
- 有効期間:30日+3年
(3年30日で利用がなければ失効となり、継続するには3年ごとに500円の支払いが必要になります)
早割の購入目的としては1位が母親あて(43.7%)、2位が父親あて(21.2%)、3位が自分のため(10.6%)となっているようで、自分にというよりインターネットのことがよくわからないという親世代のために子が購入しておくというケースが多いようです。
「小さなお葬式」のプランとは
安いといってもその価格がどれくらいのものになるのかも気になるところ。
- 小さな火葬式:19万3000円(税込){5万5000円}
直葬と呼ばれる儀式なしのプラン - 小さな一日葬:34万3000円(税込){8万5000円}
告別式を1日で行うプラン - 小さな家族葬:49万3000円(税込){16万円}
通夜、告別式を2日かけて行うプラン
※寺院手配は別途{}に記す金額となります。
個人的にもあまり葬儀に関する知識や相場も詳しくありませんが、平均的な金額としては寺院手配を含めると約190万円前後となるようです。昨今では葬式にお金をかけるのも…と考えている方も少なくはないでしょうし、それなりにニーズもありそうな終活サービスなんじゃあないかと思います。
[adrotate banner=”246″]
編集後記
個人的には葬儀にお金をかける慣習というのには少し疑問を持っていたところ。それが正しいかどうかはわかりませんが、自分が故人になったら葬式すら不要だと思っています。それが親や配偶者、子ならまた別の感情を持つでしょうが、少なくとも「自分が」という視点であれば、これはアリかなと思います。
コメント