2日間くらい眺めてたわ(マジで)。
MacをOS X MavericksからOS X Yosemiteにアップグレードする前に、TimeMachineを使ってバックアップ取っておこうと思ったら、
2日くらい止まってやんの。ず〜っと。
どげんかせんといかんと解決策を探していましたらば、ようやくさきほどTimeMachineが息を吹き返したかのようにバックアップを再開したので、ここにお伝えします。
「いつ終わるの?マジで2日間くらい無駄にしてるんだけど…」
ほんとコレ。リアルにディスプレイの前で僕の口からそんな言葉がこぼれ落ちました。バックアップには時間がかかるものという先入観が、焦りを麻痺させていたとしか言いようがありませんね。
違和感を感じたのはバックアップ開始から10時間を過ぎた頃…
バックアップを開始して、何か変だぞと違和感を感じたのはスタートして10時間が経過したあたりから。さすがにちょっと遅くないか?と感じ始めました。
途中経過を一切見ていなかったものだから、どれくらい完了しているのかを確認してみたところ、なんと驚愕の419.2KB。
あまりにビックリしたのでもう一度書きます。
驚愕の419.2KB(キロバイト)
いやはや、本当にこんな感じ。さすがにないでしょう。おかしい。すぐさまバックアップを中止しました。単位がMBならまだわかるけど(いや、わからないけど)KBですよ。キロバイト。
さすがにおかしいと感じ、TimeMachineバックアップを再度トライ。さすがに時計の針が深夜を回っていたので初日はiMacを点けっぱなしで放置。翌日遅くとも昼までには終わっているだろうという
希望的観測を胸にして。
翌朝、バックアップの進行状況を確認してみると、20.12GBまで伸びていました。これならまぁ…、遅い気もするけどそのまま行きそうやななんて思ったのが運の尽き。
ひとまず外仕事で昼に帰ってくるまでにどれくらい終わっているかを期待と不安を胸に外仕事へと出かけたのでした。
帰ってきてみると、相も変わらず…
すでに期待より不安の方が大きかったものの、「俺はポジティブなんだ」と暗示をかけるかのようにバックアップの進行状況を確認。
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/ し (>) (<)\
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
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/ \ ─\ チラッ
/ し (>) (●)\
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
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変わってないよ。
仕事に出かけたときと同じく20.12GBのままだよ!!
なんだろうととてつもない不安が押し寄せてきたのです。マメにバックアップを取っていなかった自分の責任といえばそれ以外にないのですが(最後にバックアップをとったのが6月)、なぜこんな現象が起こっているのか、理由がさっぱり不明なのです。
なぜバックアップが進まないのか考えてみた
そこでなぜ一向にバックアップが進む気配がないのかという理由を考えてみました。
- 定期的にバックアップを取る手間を惜しんだからという線
- 外付けHDDのパーティションを2つにわけたからという線
- 外付けHDDの物理的故障の線
- TimeMachine用のパーティションのみ何かしら問題が起きているという線
- それ以外
1.定期的にバックアップを取る手間を惜しんだからという線
僕は普段TimeMachineの機能はオフにしています。理由としては特に1時間ごと、1日ごと、1週間ごとといったバックアップは個人的に必要なさそうだと思っていたから。久々にバックアップを行ったもんだから外付けHDDがビックリしている。
まぁ、そんなことはありませんよね。それに、日頃から機能はオフにしているといっても、パーティションをわけて利用しているので現役バリバリに外付けHDDは動作してくれています。そういった理由からも2.3の線も自分の中で消えた。
4.TimeMachine用のパーティションのみ何かしら問題が起きているという線
とりあえずTimeMachine用のパーティションの中を見てみても、何かしら問題が起こったような形跡がない。これまでのバックアップデータはちゃんと残っているし、なにしろ中を見てみてもさっぱりよくわからない。
それ以外の何かにバックアップの進行を妨げている要因がある
きっとそうだ。そう思ってようやく重い腰をあげ、Google検索をしてみることに。
キーワード:TimeMachine 遅い
OS X Mavericks: Time Machine の速度が遅い場合
ウイルススキャンソフトを利用している場合は、バックアップ速度が極端に遅くなることがあるようだ。僕はAvast!を使っているんですが、止め方がよくわからない。というより、ソフトウェアの更新しかしていない感じ。手動でスキャンするようにしているので違う気がする。
今度は別のキーワードで検索してみた。
キーワード:TimeMachine 途中で止まる
なんとなく、これが正解だと思しき情報を発見することができました。それが以下の記事です。
MavericksのTimeMachineが途中で止まって進まない場合の対処方法 – drk7jp
この記事を見るまでにすでにTimeMachineのバックアップファイルをクリアにして(削除)いたけど、問題が解決しなかったため、ターミナルコマンドを入力する方法を試してみました。ターミナル.appを起動して以下のように入力します。
[php htmlscript="true"]mdutil -sa[/php]
すると、こんな感じでログが出てきました。
[php htmlscript="true"] /: Indexing enabled. /Volumes/DATA: Indexing enabled. /Volumes/TIMEMACHINE: Indexing and searching disabled. /Volumes/TIMEMACHINE:Backups.backupdb: Indexing enabled. [/php]
とね。Volumes/◯◯の◯◯の部分はお使いの環境によって名前が異なります。
なんだかよくわかりませんが、spotlightが何かしら悪さをしているということらしい。これをどうにかしないといけないらしい。そこで例に習ってターミナルにコマンドを入力していきます。
[php htmlscript="true"] sudo mdutil -i off /Volumes/TimeMachine/Backups.backupdb [/php]
すると警告が表示されてパスワードの入力を求められるので、入力します。パスワードの入力が完了すると
[php htmlscript="true"] /Volumes/TIMEMACHINE/Backups.backupdb: Indexing enabled. [/php]
と表示されました。何か変化は起きたかなと、再びTimeMachineの環境設定画面を見てみると…
動いた!
ようやく息を吹き返したようで、延々と進むことのなかった秒針が動き出したかのようにバックアップを進めることができるようになりました。
もし、同様のケースでバックアップが取れない状態になっている場合は参考にして下さい。
それでも改善されない…そんなときは…【後日談】
それでも改善されない場合、…まぁ、僕のことなんですが、以下のエントリーを参考に再挑戦してみてください。
コメント
大変面白い記事でした.参考になりありがとうございます.
私も似た様な症状でした.sopt lightの検索範囲がどうのこうの(よくわからない)とあるのでspot lightで検索対象からはずし,それでも改善なく,念のためウイルススキャン(使用ソフト:s*phos,cla*Xav)対象からはずしたところ,改善,バックアップを終えることができました.