安全のための予防線ってことですかね。
Google Chromeからちょっと怪しげなソフトウェアをダウンロードしようとすると、トマトだってビックリするレベルに「これでもか」というほどに真っ赤な警告が表示されるようになりました。
パソコン環境にとって望ましくないとGoogleが判断したウェブサイトや広告からのソフトウェアのダウンロードには待ったがかかるようになるということです。
Googleがいう「望ましくないソフトウェア」って一体どんなもの?
ここで気になるのはGoogleがいうところの「望ましくないソフトウェア」の線引き。いったいどんなソフトウェアが望ましくないとされているのでしょうか。
Googleの理念にその詳細が挙げられていました。
- 表示に虚偽がある。すなわちできていないことをできると約束している。
- ユーザーをインストールに強制的に誘導しようとする、または別のプログラムのインストールに便乗する。
- ユーザーにメインとなる重要な機能をすべて説明しない。
- ユーザーのシステムに予期しない方法で影響を与える。
- 簡単に削除できない。
- ユーザーが気付かないうちに個人情報を収集または送信する。
- 他のソフトウェアとバンドル(同梱)され、その存在が開示されていない。
〜Google:望ましくないソフトウェアのポリシーより引用〜
Googleが望ましくないとしているソフトウェアには、上記の中から最低でも1つが当てはまると「望ましくない」ものに該当するようです。
望ましくないソフトウェアをダウンロードしようとするとどうなる?
では、実際にGoogle Chromeで望ましくないとされるソフトウェアをダウンロードしようとするとどうなるか見てみましょう。
これはとあるウェブサイトからソフトをダウンロードしようと試みたときの一場面。この画面には一抹の不安すら覚えてしまいそうですね。
ちょっとしたブラクラよりも怖い気がします。
ここから先はダウンロードするか、それともダウンロードせずに戻るか自己判断で行うことになります。
何が起こっても自分は大丈夫だと思うのであれば【詳細】をクリックしてみましょう。
表示しようとしているサイトに対するアクションを選択することができるようになります。
ソフトウェアをダウンロードする場合は【このサイトにアクセスする】をクリックすればOK。だけど、まだ不安が拭えない場合は「有害なプログラムが検出」という項目から、より詳細な情報を確認してみましょう。
ウェブサイトの診断ページで問題があるかどうかチェック
【このサイトにアクセスする】をクリックすると、セーフブラウジングでサイトのページ診断結果を表示してくれます。
診断ページの内容を精査した上で、ソフトウェアをダウンロードするかやめておくかを判断してもいいかと思います。
また、もしも自分が運営しているウェブサイトで配布しているソフトウェアがこのような結果になってしまう場合は、ウェブマスターツールに登録しておけば問題解決の手助けをしてくれるようです。
怪しげなサイトには近づかないというのが鉄則ですが、Google Chromeが予防線を張ってくれていると、安心できそうですね。
しかし、警告色は精神の健康にはあまりよろしくなさそうですね。
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