Wordでの編集作業、少しは慣れてきたでしょうか?
作業に慣れてくると、人はどうしても楽をしたいと思うようになります。それはいけないこと?
いえ、それは当然のことですわ。
文書の編集に時間をかけるくらいなら、もっと別のことに時間を費やしたほうが生産的です。
文書を短時間で効率よく編集できるようになるために『複数選択』をマスターしましょう。
「複数選択」をマスターしたら編集がグンと楽になるよ!
同じ書式で編集したい箇所がいくつかあったとしましょう。これまでだと1カ所ずつ選択をしては書式をあてる→選択しては書式をあてるの繰り返し。
少量の作業であればたいした時間がかかるわけでもないため、それでもいいかもしれません。しかし、変更する書式の量が多い場合はそういうわけにもいきませんね。
なにより面倒だ!
というわけで、今回の動画をご覧ください。
動画のおさらい:複数選択で編集作業を効率化させるべし!
複数選択とはその名の通り、複数の箇所を選択するという方法のことです。
1つめは普通に選択をして、他に同じ編集作業を行いたい箇所についてはcontrolキーを押しながらマウスで選択していくだけ。
どうですか? カンタンでしょ?
たったこれだけで今まで面倒だと感じていた作業が途端に楽なものになるはずです。
複数選択し終えたら、編集したい機能をあてていくだけ。一気に片が付くととても気持ちいいですね。
選択を解除しない限りは、複数の書式を同時にあてることができるよ!
1つの書式をあてたあと、無意識に適当な場所をクリックして選択を解除してしまうというのは初心者にありがちな手痛いミスです。
書式は1回の選択で1度だけしかできないというわけではありません。「フォントサイズを大きくする→文字色を赤にする→太字にする」といった一連の作業も、選択を解除しない限りは続けて行うことができます。
1つの書式を変更すると無意識にクリックしたい衝動にかられますが、そこをグッとこらえて耐え忍びましょう。そこをこらえることができれば脱超初心者といったところでしょうか。
無意識だからこそ、そのクセというのはなかなか抜けにくいものです。はじめは少し意識しながら編集作業を行ってみるといいでしょう。
編集後記
動画では書式の解除方法についても簡単ながら解説しています。「書式のクリア」とは別に、個別にあてた書式を解除したい場合は書式をあてた場所を選択したあと、あてた書式を見てみましょう。例えば太字をあてているなら太字のボタンが青くなっているはずです。選択した状態で再度太字ボタンをクリックすると簡単に解除できますよ。あわせて覚えておくといいですね。
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