この発想は面白いですね。
『SNS炎上報知器』は今やネット上の至るところで見かけられるようになったネット炎上の防止をサポートするアプリ。Twitter・Facebookアカウントと連携することで、個人情報流出やキーワードによる炎上の可能性を早期発見、炎上防止に役立てることができそうです。
Twitter・Facebookへの投稿を見直すきっかけになるかも
インターネットリテラシーってネットユーザーが増えれば増えるほど、どんどん低下していっている気がします。かくいう僕も、ネットリテラシーはさほど高くはないと自覚してはいますがあまりにも意識が低いとたちまちとんでもないことに巻き込まれてしまう。インターネットは便利だけどとっても怖いところでもありますね。
何も考えずに投稿したツイートが炎上素材になってしまう、幸い僕は今のところそういう経験はありませんが、たった1つの言動で早期人生終了になってしまってはたまったもんじゃありませんからね。そういう意味でも、『SNS炎上報知器』は自分の言動を振り返る、言葉を選んで発信するキッカケになるアプリかもしれません。
炎上なんぼのもんじゃいという生き方をしているというのであれば話は別ですが、そういう人ってごくごく少数派ですよね。望んでネット炎上したいとはほとんどの人は思ってはいないでしょう。このアプリでは炎上のキッカケになりそうなNGワードのチェックや、今まさに炎上しかけていないかを監視、個人情報が特定できそうなツイートがないかなどをチェックしてくれます。
Twitter・Facebookのアカウントを連携させてチェックを開始
使い方はTwitterとFacebookのアカウントを連携させるだけでOK。あとはアプリが勝手に監視を行ってくれます。
Twitterあたりは複数アカウントに対応してくれれば、もう少し使い勝手が向上すると思います。
何かしら検出されたらステータスバーで通知してくれる
ひとまずアカウントを連携させてどう使うのかな〜なんて思って放置してたらステータスバーがけっこう大変なことになってしまってました。
これは恐ろしい。TwitterやFacebookの投稿内容からNGっぽいワードだったり、リプライを救い上げて教えてくれてました。ありがたいけどこりゃちょっとビックリするくらいの数だわ。
メニューからTwitterアカウントについて確認してみました。どんな状態だと炎上の可能性が上がるのかなどを赤文字で教えてくれているのでしょうか。炎上したくなければツイートを非公開にした方がいいよってことでしょうかね。
どんなキーワードがNGっぽい?を赤文字で表示してくれる
投稿内容のどんなキーワードが炎上に発展しそうなものなのかを解析して赤文字表示してくれる機能があるようです。問題なさそうならそのままで、やばそうだなと思うのであれば投稿は早めに削除してしまったほうが身のためなのかなという気にさせてくれますね。発言には責任を持つ、あとから消すくらいならそもそも投稿しないという意識を強めてくれそうな印象でした。
設定項目では、炎上検知の厳しさを変更することができます。「弱・中・強・最強」の4段階で設定ができるようですが、どの程度が弱なのか、といったところがあまりわからない。このあたりはどういった線引でレベルを設定しているのか、補足説明があったほうが良さそうですね。
開発チーム「FirePro」は現役高専生チーム
驚いたことに、『SNS炎上報知器』を開発したチーム「FirePro」はなんと現役高専生。国立東京工業高等専門学校に在籍する情報工学科の3年生だということ。特に若い世代は生まれたときにはネット環境があって、ネットに触れることが普通だったからこそこういった危機意識って薄そうな印象がありましたが、こういった意識をしっかりもった若い人々がいるっていうのはけっこう頼もしいですね。
アプリのダウンロードはこちらから
アプリに関するウェブサイトはこちらから
SNS炎上報知器 – 個人情報流出・炎上防止見守りシステム –
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