あらためて日本って安全なんだなあとしみじみ。
日本に限らず世界中で今この瞬間、生命が誕生しているのと同様に死も訪れているものと思われます。
生ある者は必ず死ありという言葉の通り、人はいつか必ず死ぬわけですが、殺人事件に巻き込まれる形での死というのは日本に住んでいる者としては、なかなか想像するのが難しいところでもあります。
『Homicide Monitor』は世界中の殺人事件を集めたマップで、殺人事件の数、事件が起きた都市といった情報を知ることができます。
このサイトでチェックしてみるところ、他国と比較して日本はなんて安全と思える国なんだと思わずにはいられません。
1年間で43万人以上が殺人事件の被害者となっている
なんというか、この文章がとても強烈です。交通事故や紛争ではなく殺人事件としてこの数です。なかなか衝撃的。
43万人というと日本の都市でいうところの
- 長崎県長崎市(約43万2000人)
- 東京都町田市(約42万9000人)
- 富山県富山市(約41万7000人)
このレベルですよ。1年でここにあげた都市の人口分くらいが世界中で殺人事件のために命を落としていると考えると、かなり多く感じます。
世界でもっとも殺人事件の発生件数が多い場所はホンジュラス
2012年という過去の情報にはなってしまいますが、このサイトによれば、殺人事件の発生件数が最も多い場所は「ホンジュラス」なんだそう。
2012年に発生した殺人事件の件数はなんと驚愕の7172件。これ、判明している数だけでコレ。
なんというか色々とすごいです。
10万人あたり85.5人が殺されている計算になるそうです。
10万人あたりって数字で見ると多いのか少ないのか、なんともイメージしづらいですね。
日本と比較してみた
ホンジュラスでの殺人事件の発生件数を見ても、多いというのはわかるけどいまいちピンとこないというのは日本が平和な証拠なんでしょう。
肝心の日本のデータは上画の通り。こちらは2011年のデータになりますが発生件数は442件、10万人あたり0.3人です。
ホンジュラスの約1/17といったところ。
ちなみに国別の発生件数は年別、男女比や発生した地域といった情報も調べることができます。
他国と比べることに意味があるのかどうかは不明ですが、少なくとも日本では殺人事件が起きるというのは非常に少なく他国よりは安全な国であるということは言えるでしょう。
今回紹介したウェブサイトはこちら
編集後記
日本は安全だ安全だとはいっても、それでも殺人事件がゼロというわけではないんですよね。
そう考えるとなんともいえない気持ちになりますなあ。
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