これで大容量データのダウンロードを必要とするアプリでも安心ですね。
Google Playで購入した有料アプリの返金はこれまで購入後、15分の間となっていましたが、2時間(120分間)に変更されました。
特にゲームの場合は有料アプリはダウンロードデータが他カテゴリのアプリに比べてどうしても大きくなりがちだったので、15分だとダウンロードすら終わっていないというケースも多々あったかと思いますが、2時間ならWi-Fi経由のダウンロードなら起動確認まで行うことは十分可能です。
2時間は試用するには帯にも襷にも丁度いい
Android有料アプリの払い戻し時間の変更は過去に2度行われました。Androidスマートフォン登場当初は有料アプリの払い戻し期日は24時間と、今では考えられないロングコース。
有料アプリ開発者側からすると、この24時間というのはとてつもなく長い時間に感じたのではないでしょうか。有料アプリを購入してもらえたとしても、その後24時間は払い戻しのリスクが常につきまとってしまうのですから。
スマホ用ゲーム開発者の場合は特に恐怖なわけです。ボリュームが小さめのゲームアプリだと、24時間以内にクリアされてしまう可能性もあったため、思うように収益につながらないといったケースもそれなりにあったようです。
1度目の払い戻し時間の変更で24時間から15分へと大幅に払い戻し期間が短縮されました。この変更で今度はユーザー側の不満が大変大きなものになってしまいます。
この変更があったのは約4年前、ちょうどAndroidスマートフォンがそれなりに使えるものとなり、アプリもグッと増加しだした頃。ゲームの容量が大容量なものが少しずつ多くなってきたのもこの頃でした。
15分だとアプリのデータのダウンロードすらままならない。動作確認をするころにはとっくに15分を経過していて、結局払い戻しも受けられないという時代の幕開けでした。
アプリの説明欄に書いてある動作確認機種などを確認すれば、そういった手痛いミスをする人も少なかったのでしょうが、スマホユーザーの急激な増加、とりわけ若年層は説明欄を読み飛ばして反射的にアプリのインストールに走る傾向も見受けられるので、アプリレビューの評価も散々なものになってしまうというアプリが多かったように思います。
今回の払い戻し期間の変更はちょうどいい落としドコロ?
そんなこんなで今回の払い戻し受付の2時間への変更というのは、開発者側にとっても、利用ユーザー側にとってもちょうどいい落としドコロだったのではないかと思います。
また、払い戻しの方法自体は変わっていないので、払い戻し方法を知らなかったという人はこちらの記事を参考にしてください。
【Android】15分間が見極めどころ。Androidの有料アプリの返金処理の方法【初心者向け】 | ガシュログ.com
参考
有料のアプリやゲームを返品する – Google Play ヘルプ
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