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【素人でもできる】『FireAlpaca』を使ってLINEスタンプを作るまで:その①【美術は1】

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LINEスタンプ

無料だけど、イイね(・∀・)イイネ!!
奇遇にも、僕が愛用している『FireAlpaca』を、双六さんもパソコンでは使っているようです。
こちらの記事を見ていると、四苦八苦しているのが見て取れます(ごめん、正直フフってなった)。誰しもそうなんです。僕も最初はどうやって使うんだ?というところから入ったのですから。
このエントリーでは、『FireAlpaca』を使ってLINEクリエイターズスタンプを作成するまでの流れを紹介できればと思います。
その①ということなので、ちょっとしたシリーズものになりそうです。

『FireAlpaca』とは何者か?

ずっと無料宣言してくれている、Windows・Mac両対応のペイントツールです。

フリー ペイントツール (Mac/Win 両対応) FireAlpaca [ ファイア アルパカ ]

無料のペイント系ソフトっていえば、GIMPが定番ですが、なんというか高機能すぎて初心者の自分にはパッと見向いてないと感じてしまいました。こんなこというとアレですが、見た瞬間挫折してしまうような感覚。何をどう見たら、何をクリックしたらどうなるかっていうのがサッパリわからなかった(今は少しだけわかるようになりました)。
その点、『FireAlpaca』は機能がシンプルで、なんとなく使っていくうちにわかりそうな気がして、なんとな〜く使い始めて今に至るという感じです、ハイ。

20141021 FALINE34

アルパカさんを起動したらファイル→新規作成(Macなら⌘+N、WindowsならCtrl+N)で画像作成を開始しましょう。

LINEスタンプ用のサイズが最初から用意されていてありがたい

アルパカさんでは、バージョン1.1.10から、LINEスタンプ用のサイズがデフォルトで選択できるようになりました。といっても、スタンプ用サイズだけで、トークルームタブ・メイン用のサイズはありませんが、それでもありがたいことです。

20141021 FALINE02

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解像度に関しては、350と600の2種類しかないため、72と手入力して【OK】をクリックしてスタンプ用画像枠が作成できます。

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そしてできたのがコレだ(※まだ何もできてはいません)

ここにアルパカさんのツールを使ってスタンプ用イラストを描いていくことになります。

『FireAlpaca』の機能は非常にシンプル

アルパカさんの機能はGIMPやPhotoshopと比べると、かなりシンプルにまとまっています。このエントリーでは、アルパカさんの機能についてちょっとばかし書いていこうと思っていますので、どうぞお付き合い下さい。

基本的に使うことになるツール群

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アルパカさんで実際に使う部分はおおまかに上のツールのような感じ。基本的には左側に一列に並んで表示されています。

ブラシツール:鉛筆やペンなど、イラストを描いていく上で最もよく使用するツールです。初期状態ではブラシツールは以下のようになっています。

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ブラシの種類は7種類、本職の方からすると少ないと感じるのでしょうが、僕のような初心者にはこれだけあれば十分です。ちなみに本エントリーのアイキャッチ画像も、ブラシのFireAlpacaを使って描画してますw
ブラシはそれぞれ、太さも自由に変えることができます。

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太さを変えるときは「ブラシコントロール」の項目から。バーを左右にスライドさせて太くしたり細くしたり…。ブラシごとに自由に変えて楽しみましょう。

20141021 FALINE06

ペンや鉛筆などの、色を変えるときは、カラーの項目から。RGBでの指定ができます。

色を指定するときにあると便利なウェブサービス

色色 [:iroiro]

以前ガシュログ.comでも紹介した『色色』(参考記事:【これは素敵!】キーワードで色を表現する『色色』でイメージ通りの色を探そう)

iromiru (イロミル) – 画像からカラーコード抽出便利サービス

手持ちの画像からカラーコードを抽出できる『iromiru』

PLUSCOLORn(プラスカラン)配色探し

キーワードで色を探す『PLUSCOLORn配色探し』

といったサービスを使ってイメージ通りの色をRGBで指定すると捗ります。よく使いそうな色は、パレットに登録しておくとけっこう便利。

20141021 FALINE07

カラーに名前をつけておけるので、何に使うんだっけか?というど忘れも防ぐことができます。ちょっとした微妙な色合いを使い分けるときは、パレットは重宝します。

画像を拡大・縮小しながらの作業はナビゲーターを確認しよう

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イラストを描いていると、細かいところを作業する必要が出てくることも多々あります。ナビゲーターを使って、表示の拡大・縮小を行いながら作業すると捗ります。
【+】で拡大、【−】で縮小、虫眼鏡ボタンは画面全体に画像を表示します。反時計回りの矢印は「画像を左回転(45度ずつ)」、集中線っぽいボタンは表示を元に戻す、時計回りの矢印は「画像を右回転(45度ずつ)といった機能です。
三角のボタンは画像を左右反転したいときに使います。

スタンプの作成にはレイヤー機能を活用しよう

アルパカさんにはレイヤー機能ももちろんのことながら搭載されています。

Word:レイヤー

レイヤー (Layer) とは、グラフィックソフトウェアなどに搭載されている、画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のことである。

Wikipedia:レイヤー(DTP)より〜

20141021 FALINE10

1枚のレイヤー上ですべての作業を行っても、全然問題はありません。がしかし、レイヤーを使ってそれぞれの役割を分担させることで、イラスト描画をより効率よくできるようになります。多分。

アルパカさんをより便利に使うための一工夫

基本的な機能は上記に示した通りですが、より一歩踏み込んだ使い方ができれば、お絵かきがもっと楽しくなってきます。

ブラシで思い通りの線を描くときに使いたいスナップ機能

スナップはブラシツールを選択している状態でのみ表示される機能です。

20141021 FALINE36

何をできる機能なのかというと、思い通りの線を引くことができる機能ってところでしょうか。

20141021 FALINE37

例えば斜線を連続して引きたいときなど、スナップの斜線をクリックすると、赤いラインが表示されます。ラインが表示されている間は、マウスであれペンタブであれ、すべての線が赤ラインの角度に沿って引かれるようになります。

20141021 FALINE39

実際に線を引くとこんな感じ。

それが集中線なら…

<Before>

20141021 FALINE38

<After>

20141021 FALINE40

とまぁ、こんな感じです。
線の角度の調整や位置の調整をしたい場合は「●(黒丸)」ボタンをクリックして指定してあげましょう。機能を解除する場合は「off」ボタンをクリックすればOKです。

え〜、ひとまず現場からは以上です!

続きはこちら→その②その③

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今回紹介したソフトのダウンロードはこちらから

フリー ペイントツール (Mac/Win 両対応) FireAlpaca [ ファイア アルパカ ]

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コメント

  1. わっふる より:

    こんにちは。細やかな解説ありがとうございます。
    一つ質問があり、コメントに書かせていただくことにしました。
    解像度を72dpiにしていらっしゃいますが、それはなぜでしょうか?デフォルトのままではいけないのですか?Fire Alpaca初心者で、今LINEスタンプを作ろうと思っているところなので、お答えいただけると嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    • 空閑叉京 より:

      こんにちわ。コメントありがとうございます!
      解像度72dpiにしている理由としてはLINEスタンプの規定上72dpi以上だからです。
      デフォルトでも問題ないと思いますが、解像度72dpi以上に設定してもLINEのトーク画面上で見るぶんには解像度が高いほうが見やすくなるというわけではないので、データ容量的にも72dpiで十分ということです。

      • わっふる より:

        なるほど!ありがとうございます。スタンプ作り頑張ってみます。解説に質問への返答、本当に助かりました。

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