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確定申告はもうやった?クラウド会計サービスであっちゅう間に帳簿作成から申告までやっちゃおうよ【3サービス使い比べ】

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ビジネス

ギリギリかなと思ってたけど、なんとかなったわ。
この時期の悩みの種といえばそう、確定申告。僕は平成26年度分(つまり今回分)までは白色申告をしたわけですが、記帳義務化っていうのが、なんだかとてもとても高い壁のようなものに感じていました。

簿記や会計などの知識に乏しい僕にとって、この記帳という作業は苦痛以外の何物でもないわけですよ。

年始こそやってやると意気込んで、言葉の意味を調べながら、ポチポチと領収書や通帳片手にExcelとにらめっこしていましたが長くは続かず。

時間を見つけてやればそれが1番いいんだろうけど、習慣化するって言うのはなかなか難しい話ですね。
苦手意識があればなおのことです。

さて、どうしたものか。それまではあまり使う気にはなれなかった会計ソフトだったんですが、背に腹は代えられず。

帳簿も自動で出来ちゃうってことで、助けてもらうことにしました。

freee・MFクラウド確定申告・やよいの白色(青色)申告…使いやすいのは一体どれだ?

まずはMacで帳簿作成、確定申告をするためにはどんなサービスがあるんだろうと調べた結果、ネット上でもよく見かける3つのサービスに絞りこまれました。


ここまで絞りこめたまでは良かったんだけど、どれを使うかで僕の頭の中では大会議。

会議すること約30分…

えぇい面倒だ! とりあえず3つとも試してやれ!!

という結論にいたったのでした。

3サービスとも使ってみようと思った3つの理由

1つに決めてやれば早いはずなのに、なぜ僕は3つとも使ってみようと思ったのか。

理由としては

  1. 参考にしたサイトによって個人の好みによるところが大きいと感じたこと
  2. 実際使ってみないと正直わからない
  3. 今後継続してお世話になる可能性が大きいからこそ慎重に

といったところが主な理由になります。

時間がないのに。だけど、時間がないからこそ慎重さってけっこう大事なんじゃあないかと思います。

事実、簡単と言わしめるサービスを難しいと感じてしまったり、悩んでしまう部分も多々あったからです。
やっぱり使ってみるまでは、自分にとってそのサービスが合っているのかどうかはわからないものだなぁと思います。

「やよいの白色申告オンライン」を使ってみた

やよい(弥生)といえば、確定申告をしたことがないという人でもパソコンに触れてさえいれば、1度は聞いたことがあるであろうビッグネーム。
平成25年度の確定申告の際にはお世話になりました。

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内容としては、収入と収支を入力していくだけのとてもシンプルなスタイル。
入力量が少なければ実際問題すぐに帳簿作成、確定申告まで終えることができるでしょう。

アプリとの連携で入力を手助けしてくれる機能も備わっています。

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しかし、残念ながら僕が利用しているサービスが1つも見当たらない。
自分のせいとはいえ、期日が迫っている以上、今から新たにアプリを追加して連携を図るより、手入力ですべてやってしまったほうがいい気がしてしまいます。

また、やよいの白色申告オンライン
では単体で銀行やクレジットカードの登録ができないということで、時間が惜しい今回としては手間を感じてしまう結果に。
Zaimと連携しさえすればさほど手間にはならないのでしょうが、連携するために新たにアプリを追加することを手間に感じてしまいました。

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僕が普段使っていて、対応しているサービスはTwitterくらいしかなかったわ。
だけど、Twitterに支出を呟くのもなんだか公開処刑な気がします…。
というわけで、昨年お世話になった「やよいの白色申告オンライン」ですが今回は利用を見送ることにしました。

「MFクラウド確定申告」を使ってみた

さて、次に試してみたのが「MFクラウド確定申告」。
このサービスを使ってみた感想としては、連携サービスが豊富。驚くほどたくさんの外部サービスとの連携がとれます

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銀行、ネット通販、アプリ、クレジットカードなどなど、もうこれでいいかと即決できそうな気がしてきた

しかし、なかなかそううまくはいかないものですね。

対応サービスが多いというのは確かに魅力です。嬉々として連携をとっていった結果、帳簿作成時に頭を悩ませることになりました

ネット通販をクレジットカード払いにしていると収支がおかしなことになるんです(←確定申告を終えた今、すでに解決はしていますが)。
これには注意しておかないといけません。

<例>
クレジットカードで物品を購入した際に、カードと銀行で支出が2度発生していると思います。正しい処理方法について教えてください。

簿記の知識があればこういった問題もすぐに解決することができるのでしょうが、何しろ僕はズブのド素人。
どうしたらこの問題を解決できるのかわかりません。

それくらい調べろよって話になってきます。もちろん調べてはみたものの差し迫る期日や、気持ちの焦りが出てしまっているのか頭での理解が追いつきません。

余裕を持って臨んでおけばこうなることは回避できたんだとは思いますが、放っておいたものは仕方がないと、ただただ言い訳を口にするばかり。

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そして無料版だと1ヶ月に15件までしか仕訳ができないという問題が浮上しました。他と使い比べるためには、ここで課金するわけにもいかず、取り込んだデータはそのままに一旦休憩。

このサービスも月々しっかりコツコツやってないとあとで泣きをみてしまいますね

「freee」を使ってみた

知識不要で全自動、おまけに帳簿も作れちゃうということで最後の希望になった「freee
」。
これでどうにかできないとマジで間に合うかどうかわからんぜよ…なんて思いながら使い始めてみました。

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連携サービスはMFクラウド確定申告ほど多くはないけど必要十分といったところ。連携サービスで銀行やクレジットカードのデータを同期したら、ほぼ帳簿の作成まで完成。ここまではMFクラウド確定申告とほぼ同じ。
また、MFクラウド確定申告で直面した同様の問題とぶつかったときも、言葉の難しさに惑わされることなく問題を解決することができました。

<例>
クレジットカードで支払いをした場合の処理を登録する

連携できない分は手作業になってしまうけど、かなり楽に作業ができたと感じます。

MFクラウド確定申告とfreeeで使い比べてみた感想としては、知識はあるにこしたことはないけど、勉強する余裕がないならfreee

割とマジで。

何よりありがたかったのは、仕訳に制限がなかったという点。
MFクラウド確定申告の場合は、無料でも使い続けることができるけど先述した通り制限があります。freeeの場合は無料じゃあないけど、1ヶ月はとりあえず無料で全機能が使える。

助かった…

僕がほっと一息つけたのはfreeeを試してみてからのことでした。

平成26年度分の確定申告はfreeeでやったよ!

ひとまず3サービスを中途半端ながら試してみた結果、僕は今回の確定申告にfreee
を使うことに決めたのでした。
freeeを使う決め手となったのは、やはり1ヶ月間は無料で帳簿の保存や確定申告までノンストップで進めること、そして思った以上に時間をかけずに作業ができたことが主な理由です。

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焦ってあると気づきにくい、忘れがちなポイントもステップでナビゲートしてくるのも助かりました。
無料版の場合、チャットサポートが使えないという点が人によってはマイナスになるかもしれません。

MFクラウド確定申告では無料版でもチャットサポートを使うことができる点はfreeeより魅力に感じることでしょう。
僕も実際にMFクラウド確定申告で作業をしようと進めていた際(この時点では仕分けが1ヶ月15件とは知らない)、チャットで質問をしてみました。

ふむふむなるほど、わからん…。

サポート返信してくれた人には「なるほど、わかりました」と返信したものの、「そのとき実は全然わかっていなかった」というのはここだけの話。

個人的にはfreeeがオススメだけど…それが絶対ではない

こういったサービスを使ってみてわかったことは、どのサービスがオススメかというのは一概には言えないということ。1つ2つ比較記事を見て安易に飛びつくのはちょっと待ってと言わざるをえません。
僕にはfreeeが合っていたというだけで、他の方には別のサービスの方がいいケースもたくさんあると思います。

まとめ①料金面の比較

こまかいことはいいんだよ。安く使えるのであれば。
というのであればおすすめは断然やよいオンラインです。
こちらは初年度無償キャンペーンを利用すればベーシックプラン(サポートつき)で

やよいの白色申告オンライン
:8640円/年→初年度4320円/年
やよいの青色申告オンライン
:12960円/年→初年度6480円/年

と、他2サービスより価格面では割安です。

ついでMFクラウド確定申告。こちらは8800円/年

最後にfreee
9800円/年と続きます。
価格としてはやよいが最もリーズナブルですが手間は他サービスよりかかるといった感じ。知識がしっかりあって毎月コツコツ自分でできるという人はやよいのサービスが最適だと思います。

まとめ②使いやすさ比較

知識はあるけど、毎月しっかり帳簿を付ける暇がないという人には「MFクラウド確定申告」を。
知識はないし、毎月帳簿をつけれる自信も、会計・帳簿のための勉強に割ける時間もないという人には「freee
」がいいんじゃあないかと思います。

アプリを使えばより身近に使えるのかも

クラウドならWindowsであれMacであれ、OSを気にせず使えるというのが魅力です。そして何よりスマートフォンのアプリがあれば、より身近に感じられるんじゃあないかなと思うわけです。

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Android・iOS両対応なのは、今のところfreee
だけというところを見てみると、価格面や作業の手間、勉強にかかる時間など、トータルに考えてみてもちょっとしたアドバンテージがあるように思えます。

確定申告アプリ freee(フリー)- 会計・経理が簡単に

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開発元:freee k.k.
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MFクラウド確定申告の場合はiOSアプリしか今のところありません

会計ソフト-MFクラウド会計・確定申告

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無料の家計簿マネーフォワード
(Android・iOS両対応)と連携させればその問題は解決できはしますが、できることなら1つのアプリで完結できればそれが1番いいのかなと、そう思うわけです。

無料家計簿-マネーフォワード

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確定申告はもうお済みですか? まだなら帳簿・確定申告を上記3サービスのいずれかで乗り切りましょう

最短ステップで帳簿から確定申告までをやってのける上記のサービス。ちなみに僕は3サービスを試しながらやってみて、1日ちょっとで完了しました(途中途中で言葉の意味や勘定科目などの振り分けなどを調べながら)。

試用の流れも「やよい」→「MFクラウド確定申告」→「freee」の順番だったのも各サービスを比較できたという意味でも良かったのかもしれません。
これが別の順番だったらそれぞれの良し悪しを把握する前に終わっていたのかもしれませんからね。

ちなみに…平成27年度からは青色申告で行おうと思っています

このエントリーにはほとんど無関係ながら、記帳義務化の流れから白色申告と青色申告の違いやメリット・デメリットについて調べる機会も多くなりました。
僕はこれまで白色申告を行っていましたが、思うところもあって今年(平成27年度)からは青色申告に切り替えるべく、届け出も出してきました。

<参考>
平成27年分 白色申告と青色申告の違いに関する疑問徹底解説! | 経営ハッカー

時間がなくともサービスを活用すれば案外なんとかなるものなんだなぁと実感しました。
まだ準備をしていなくとも、これらを活用すれば大丈夫、僕ができたんですから。これを機に少しずつ帳簿関係に関する勉強も、やっておかなきゃいけないなとも思うのでした。

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